2025-09-01から1ヶ月間の記事一覧
新涼 しんりょう 初秋 時候 関連季語 秋涼(しゅうりょう) 秋涼し 立秋を過ぎたあとに感じる涼しさ。 残暑は厳しいものの、 ふとしたときに感じる涼気に新鮮さを覚え、 夏が過ぎ去ったことへの安堵感がただよう。 似たイメージだが、「涼し」は夏の季語で、…
地蔵盆 じぞうぼん 初秋 行事 関連季語 地蔵盆(じぞうえ) 地蔵参(じぞうまいり) 8月23,24日(旧暦では7月24日)を中心に行われる地蔵菩薩の縁日。 祭壇を作って菓子や花を供え、 お地蔵様には新しい頭巾やよだれかけが着せられる。 地蔵菩薩は子…
処暑 しょしょ 初秋 時候 二十四節気のひとつで、8月23日頃。 立秋から15日後。 〝処”は収まるという意味で、 ようやく暑さがひと段落するという時期。 日中はまだまだ暑さが続くものの、 朝夕の風は心地よくなり、 蝉や虫の声にも秋らしさが混じって、…
鬼灯 ほおずき 初秋 植物 関連季語 酸漿(ほおずき) 初夏に乳白色の花を咲かせたあと、 提灯のような袋状のガクに包まれた、球形の実をつける。 薄緑から、初秋に熟すと赤く色づく。 主に観賞用で、 盆の精霊棚の飾りにも用いる。 少年に鬼灯くるる少女かな…
鳳仙花 ほうせんか 初秋 植物 関連季語 爪紅(つまくれない) 爪紅(つまべに) 花壇や道端によく見かける。 色は赤、白、ピンク、紫など。 花びらを絞って爪を染める遊びから、「爪紅」とも呼ぶ。 一葉に子規に妹鳳仙花 片山由美子 いちよう いみが分からな…
秋思 しゅうし 三秋 生活 関連季語 秋あわれ 秋さびし 秋のあわれさ、寂しさに誘われるように、もの思いにふけること。 春の「春愁」(しゅんしゅう)とはちがい、 思索にふける趣が強い。 喪帰りの秋思の真珠外しけり 竹内光江 夏終わって秋、何思うんだろ…
鶺鴒 せきれい 三秋 動物 関連季語 石叩(いしたたき) 黄鶺鴒 背黒鶺鴒 セキレイ科の鳥の総称。 長い尾を上下に振る様子が、 石や地面を叩くように見えることから「石叩」とも。 水辺を好み、都心にも生息する。 一年中いるが、 俳句では秋の渡り鳥を指す「…
法師蝉 ほうしぜみ 初秋 動物 関連季語 つくつくぼうし つくつくし 立秋の頃に鳴き始め、 夏の終わりを感じさせる。 ツクツクホウシという鳴き声には、 「旅先で死んだ筑紫の人が蝉となり”筑紫恋し”と鳴く」という伝説がある。 人の辺にゐてひと遠し法師蝉 …
蜩 ひぐらし 初秋 動物 関連季語 かなかな 7月末頃から鳴き始める秋の蝉。 夜明けや雨後のほか、 日暮れによく鳴くのでこの名がついた。 哀調を帯びた調子でカナカナカナ・・・と鳴くので、「かなかな」ともいう。 かなかなや塗ればすうつとする薬 堀切克洋 …
秋の蝉 あきのせみ 初秋 動物 関連季語 秋蝉(しゅうせん) 残る蝉 夏の間に鳴き続けた蝉が、 その数をへらしながらも、 秋になっても鳴き続ける様子。 また、初秋になって存在感を増す「蜩」「法師蝉」なども含めた総称。 チッチ、チッチと鳴く小さな蝉・ち…
芭蕉 ばしょう 初秋 植物 関連季語 破芭蕉(やればしょう) 中国原産の観葉植物。 初夏に新しい葉を出し、 やがて2メートルほどに成長した葉が、秋風にはためく。 晩秋には風雨に傷んで「破芭蕉」となり、 冬に気温が下がると地上部が枯れて「枯芭蕉」となる…
木槿 むくげ 初秋 植物 関連季語 底紅(そこべに) 芙蓉と同じアオイ系フヨウ属。 赤紫のほか、白や絞りなどがある。 花は一日でしぼむが、夏から秋の長い期間、次々と花開く。 白い花で底の部分が紅色のものを「底紅」という。 底紅や黙ってあがる母の家 千…
芙蓉 ふよう 初秋 植物 秋の早朝に、淡い紅や白の花が次々と開き、 夕方にはしぼんで落ちる。 「酔芙蓉」は、朝は白いが午後になると紅を帯びる。 木槿によく似ているが、葉がひと回り大きい。 白芙蓉ふたたび交す厚き文 野澤節子 調べたけど、大きさがわか…
残暑 ざんしょ 初秋 時候 関連季語 残る暑さ 秋暑し 秋暑(しゅうしょ) 立秋後に残る暑さのこと。 また、少し涼しくなったあとにぶり返す猛烈な暑さ。 真夏以上に暑さを感じることもあり、やりきれない。 この時期に残暑見舞いをする習慣もある。 改札の残…
秋扇 あきおうぎ しゅうせん 初秋 生活 関連季語 秋団扇 名残扇 忘れ扇 捨扇 立秋を過ぎても、残暑の厳しいしばらくの間は、 扇や団扇が手放せない。 使われないまま、 しまい忘れられているのは「忘れ扇」「捨扇」。 なんとなく侘しさも漂う。 秋扇開けば草…
朝顔 あさがお 初秋 植物 関連季語 牽牛花(けんぎゅうか) 蕣(あさがお) 晩夏から秋の夜明け、漏斗型の大輪を開き、夕方にはしぼむ。 奈良時代に、遣唐使が薬用として種子を持ち帰ったことが最初。 江戸時代以降、観賞用として広く栽培された。 藍、白、…
狗尾草 えのころぐさ 三秋 植物 関連季語 猫じゃらし 野原や道端でよく見られるイネ科の一年草。 青緑色の花穂が子犬のしっぽに似ていることから、この名がついた。 猫をじゃらして遊ぶことから「猫じゃらし」とも。 君が居にねこじゃらしまた似つかはし 田…
秋の蛍 あきのほたる 初秋 動物 関連季語 秋蛍 残る蛍 立秋を過ぎても飛んでいる蛍のこと。 闇夜にまばらに明滅する様子は、 盛りを過ぎた寂しさが漂う。 さらに季節が進むと、飛ぶこともなく草にとまって淡く光る。 たましひのたとへ秋の蛍かな 飯田蛇笏 基…
蜻蛉 とんぼ 三秋 動物 関連季語 とんぼう あきつ やんま 赤蜻蛉 秋を代表する昆虫。 晩春から秋まで見られるが、秋の季語ろされる。 秋の虫を意味する「あきつ」ともいう。 透明な二対の羽で、秋の風を切って軽やかに飛び交う。 大型の「やんま」や小型の「…
初嵐 はつあらし 初秋 天文 秋は台風をはじめ、強風の多い季節。 その前兆のように、 秋の初めに吹き荒れる強い風のこと。 秋の訪れを知らせる風。 塵もなき朝の机や初嵐 原石鼎(はらせきてい) 台風、いっつも気が付いたら10号とかって言われてるけど 何時…
秋の風 あきのかぜ 三秋 天文 関連季語 秋風 秋の初風 色なき風 しみじみとした情緒のある秋の風。 秋の訪れを告げる初秋のそよ風は「秋の初風」。 歌人・藤原敏行(ふじわらとしゆき)は、 「秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる」と…
稲妻 いなずま 初秋 天文 関連季語 稲光 雷から放たれた閃光。 遠方にあって雷鳴が聞こえず、 光だけ見えるものを指すことが多い。 稲妻が走るとよい稲が実る。 という俗説からこの名に。 音が中心の「雷」は夏の季節。 いなびかり北よりすれば北を見る 橋本…
流れ星 ながれぼし 三秋 天文 関連季語 流星 星飛ぶ 夜空に突然現れ、一瞬で流れて消えていく光体。 宇宙を漂う塵が、地球の太陽圏に飛びこんで、 空気との摩擦によって発光するもの。 多くは燃え尽きて消える。 流星の使ひきれざる空の丈 鷹羽狩行(たかは…
星月夜 ほしづきよ ほしづくよ 三秋 天文 関連季語 秋の星 よく晴れて澄んだ秋の空は、天の川をはじめとして、 星が美しく眺められる。 特に新月の頃は、満天の星が輝き、 星明りだけでまるで月夜のように明るい。 その夜の趣を称えて「星月夜」、 それらの…
天の川 あまのがわ 三秋 天文 関連季語 銀河 銀漢(ぎんかん) 夜空に帯のように集まって輝く、 無数の星の集まり。 特に美しく眺められるのは、空気が澄んでよく晴れた秋の夜空。 古来、旧暦7月の七夕伝説と結びついて、 詩歌に多く詠まれてきた。 俳句で…
枝豆 えだまめ 三秋 植物 関連季語 月見豆 熟す前の青い大豆。 枝ごと採るため枝豆という。 さやごと茹でて食べる。 十三夜の月に供えるため「月見豆」とも呼ぶ。 枝豆や三寸飛んで口に入る 正岡子規 枝豆はおいしい。 ビールのお供って言われてるけど 私は…
桃 もも 初秋 植物 関連季語 白桃 水蜜桃 6~8月頃が旬。 みずみずしくて、甘くやわらかい夏の果物。 品種改良を重ねて普及した「水蜜桃」は、桃の代名詞。 もぎたての白桃全面にて息す 細見綾子 桃、やわやわすぎるのは、あんまり好きではなかった。 結婚し…
西瓜 すいか 初秋 植物 関連季語 西瓜畑 現在は初夏から出回るが、 もとは初秋に旬を迎える果物のため、秋の季語。 水分が多くてみずみずしく、甘い。 夏のおやつとして、 子ども時代の思い出と結びつくことも多い果物。 溺れゐるごとくに西瓜食べてゐる 坂…